「本によって書いてあることが違う」理由

日本風水建築協会へ寄せられた質問に、理事の井上先生がお答えします。

===質問ここから===

有気取りについてですが、

井上先生は「有気取り」と書かれていますが

ネットでは「祐気取り」と書いてありました。

「ゆうき」の漢字が違うのは、

間違いでしょうか?

あえて違う字にしているのでしょうか?

===質問ここまで===

良い質問ですね。笑

お答えします。

漢字として正しいのは

「祐気取り」です。

ですが、

日本風水建築協会では、”あえて”

「有気取り」と表現しています。

なぜ、「有気取り」と表現しているのか?

理由は、「祐気取り」と

当協会の「有気取り」は

意味が異なる可能性があるからです。

というのも、「祐気取り」は

その言葉を使う人によって内容が異なるのです。

例えば、ある人は、

その土地の水や土を持ち帰り、

家の中に置いておくと

運気UPという考えの方もいます。

他には、水や土を持ち帰らなくても

その土地へ行くだけでOKという方もいます。

人によって、考え方が異なるのです。

(どちらが正解・間違いというわけではありません。)

ですから、

「祐気取りがオススメですよ」

と伝えても、それを聞いた人によって、

行なうことが異なってしまうのです。

そこで、意味を限定するために、

当協会では

「有気取り」

という表現を使っています。


では、日本風水建築協会の

「有気取り」は何をすれば良いのか?

~~~~~~~~~~~~~~~~~

という話ですが、

その月の吉方位への温泉旅行です。

今月8月であれば、

【子・癸・午・寅】です。

できれば、温泉でパワーチャージしてから、

神社参りをすると良いですね。

当協会が考える「有気取り」では、

水や土を持ち帰らなくても、

その土地へ行き、

そこに有る気を浴びるだけでもOK

という考え方です。

「そこに有る気を浴びる」という考えから、

「有気取り」と表現しているわけです。

念のためお伝えしておくと・・・

「水や土を持ち帰る」という考えが

間違いというわけではありません。

あくまで、

日本風水建築協会の

「ゆう気取り」の考えとは異なる

というだけです。

例えば、

「風水」という言葉も

人によって意味することが異なります。

「占い」といったイメージの方もいれば、

当協会のように「学問」だと考える人もいます。

当協会の場合は、

 風水は根拠のある学問だから、

 対策を打つことができる

と考えています。

このように同じ言葉でも、

人によって意味が異なるケースは

非常に多いです。

改めてお伝えしておきますが、

どちらが正しくて、

どちらが間違いというわけではありません。

捉え方は、それぞれの

立場によっても変わりますし、

時代や場所でも変化します。

これは風水に限らず

あらゆる分野に言えることですよね。

自分の考えと異なっていても、

「間違いだ」と一方的に決めつけるのではなく、

相手の立場・考え方を想像してみること。

何事もこの姿勢を

大切にしていきたいですね。

今日もお読みいたいただき

ありがとうございます。

井上馨一郎


 追伸

書店へ行くと

風水の本がたくさん売られていますが

これもお気をつけください。

本のタイトルには

「風水」という言葉が使われていても、

中身は九星気学…なんてこともあります。

これも人によって、

「風水」という言葉の定義が

異なるためです。

「本によって書いてあることが違う」

という現象は、こういったことが

原因となって起きてしまっています。

日本風水建築協会は、

「本当の風水をお伝えすることで、

 風水に惑わされる方を減らしたい」

という想いで活動しています。

正しい風水を少しでも広めるためにも

またメールしますね。

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日本風水建築協会とは

「にほんの住まいを心地よく。」

建築と風水の関わり、結びつきを探求するとともに、風水を活用し生活環境の向上を図り、その発展に寄与することを目的とした団体です。

「自分の想いを実現する」

ツールとして、私たちは風水を活用します。

【日本風水建築協会】 https://fusui-kk.jp/



風水道

風水道とは・・・ 自然のチカラを利かすお作法。 古来より続く真理や摂理を現代の解釈で読み解き、リアルに使いこなす暮らしに根付いた風水です。 「風水」とは、大地から湧き出る『気』を読み取り暮らしに生かす環境学。 風水の術を万人受けではなく、お一人お一人に合わせたオーダーメイドで住まいや職場などの環境を整え、暮らしのグレードアップを目指します。 都会の暮らしに合った風水の術をご紹介。